(順不同)

仲代達矢
〈俳優〉

1932年東京都生まれ。1952年、俳優座演劇研究所付属俳優養成所入所。 舞台「幽霊」のオスワル役でデビュー。以後、舞台俳優として「どん底」「リチャード三世」「ソルネス」などで芸術選奨文部大臣賞、毎日芸術賞、紀伊国屋演劇賞ほか数々の賞を受賞。また、小林正樹監督「人間の條件」「切腹」黒澤明監督「用心棒」「影武者」「乱」などの日本を代表する映画作品に出演。近年は若き才能と組んだ作品も多く、小林政広監督「日本の悲劇」、稲塚秀孝監督「NORIN TEN—稲塚権次郎物語」など。 1975年から俳優を養成する「無名塾」を亡き妻・宮崎恭子(女優、脚本家、演出家)と主宰。2007年、文化功労者受章。2015年、文化勲章受章。


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●緒方明
〈映画監督〉

1959年、佐賀県生まれ。その後、長崎市で過ごす。福岡大学在学中に石井岳龍(聰亙)監督と出会い、助監督を務める。1981年『東京白菜関K者』でPFF入選。高橋伴明、大森一樹の助監督を経て、2000年『独立少年合唱団』で劇場映画デビューし、ベルリン映画祭新人監督賞ほか数多くの賞を受賞。2005 年『いつか読書する日』でモントリオール映画祭審査員特別賞。他に「のんちゃんのり弁」「死刑台のエレベーター」「友だちと歩こう」等。「友だちと歩こう」ではプロデューサーも務めた。2013年より日本映画大学映画学部映画学科の教授として、映画学科学科長も務めている。


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●窪塚洋介
〈俳優〉

1979年5月7日生まれ、神奈川県出身。1995年俳優デビュー。2000年にドラマ「池袋ウエストゲートパーク」で注目を集める。2001年公開の「GO」で、第25 回日本アカデミー賞新人賞 と史上最年少での最優秀主演男優賞を受賞。2017年に公開された『Silence-沈黙-』(マーティン・スコセッシ監督) でハリウッドデビューを果たし、2019年に公開されたBBC×Netflix London制作の連続ドラマ「Giri/Haji」でもメインキャストを演じるなど、海外にも積極的に進出。主な出演映画は「ピンポン」「凶気の桜」「ジ、エクストリーム、スキヤキ」「サンブンノイチ」「アリーキャット」「みをつくし料理帖」「ファーストラヴ」「Sin Clock」など。


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●牧賢治
〈映画監督〉

1979年生まれ。2014年に初の脚本・監督作として短編『japing』をわずか20万円で製作し、スティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカスも受賞経験のあるヒューストン国際映画祭短編部門にてゴールド賞を受賞。その後もサラリーマンをしながら、2017年にHIP HOP長編映画『唾と蜜』を自主制作。ニース国際映画祭ほか国内外で受賞し、単館劇場系で一般公開。今回が記念すべき商業映画デビュー作となる。

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●光石研
〈俳優〉

1961年9月26日生まれ。福岡県出身。 高校在学中に『博多っ子純情』(78)のオーディションを受け、主役に抜擢される。イギリス・フランス・オランダで合作製作された、『ピーター・グリーナウェイの枕草子』('96/ピーター・グリーナウェイ監督)の出演から、『EUREKA ユリイカ』('01/青山真治監督)、『それでもボクはやってない』('07/周防正行監督)、第49回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した『シン・レッド・ライン』('98/テレンス・マリック監督)など200本以上の映画に出演。映画だけでなく、ドラマや舞台と活躍し、冷徹なヤクザ役からよき父親役まで、幅広い人物像を演じることのできる名バイプレーヤー。

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●二ノ宮隆太郎
〈映画監督〉

1986年8月18日生まれ。神奈川県出身。 2012年、初の長編作品『魅力の人間』が第34回ぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞し、海外映画祭でも好評を博す。2017年、監督、主演を務めた長編第二作『枝葉のこと』が第70回ロカルノ国際映画祭の長編部門に日本映画から唯一選出される。2019年、長編第三作『お嬢ちゃん』が公開。同年、2019フィルメックス新人監督賞グランプリを受賞。2023年『逃げきれた夢』が商業映画デビュー作となる。 映画監督、脚本家、俳優として活動する。

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38th Saga-city Fuji-cho FURUYU MOVIE FESTIVAL