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皇海山――不動沢ルート、2000.8.17

皇海山――不動沢ルート
2000.8.17(木)、天気;概ね晴れ
皇海山不動沢登山口駐車場に駐車
形態:単独・日帰り
感想:行程中一度も皇海山の山頂を望めないのはやや不満,しかし沢が懐かしく、35年前の六甲山での小さな沢を詰めていった日々を思い出した。 キビタキの声も聞こえて、予想外に満たされた山行
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5:06 宇都宮の自宅発、途中食料買ったり、戦場ヶ原の写真を写したり
追貝着が7:00ころ、登山口着が8時少し前、登山口駐車場はトイレに近い橋手前に停める。スズメバチ注意の看板あり,橋向こうが正解の模様。先行車全てが橋向こうに。10台くらいいる。
8:07皇海橋登山口案内図前(高度1360m)-9:10頂上と登山口の中間地点標識、1.8km(1620m)-9:50沢を離れる(1800m)-9:59不動沢のコル(1860m)-10:58/11:13皇海山山頂(2144m)-11:50/11:55不動沢のコル-12:34中間地点-13:31登山口 携帯通話可能:不動沢のコル(Docomo,800Hz)、頂上は圏外
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追貝からの林道は長くて楽しいものがある。岩をうがって作ってあるトンネル(ア−チ?)や結構飛ばせるストレートもあり,砂利が入っていて路面はほぼフラット、SUBARU-B4の低車高(地上高155mm)でも問題なし。
片道丁度1時間かかる未舗装路,途中ではキセキレイが前を飛び案内してくれる。帰り道のほうがより楽しい道、木漏れ日が心地よいためか、ゆるい下りとなるせいか。
追貝からの入り口は皇海山キャンプの森の案内図http://www.d1.dion.ne.jp/%7Esukaisan/annaizu.html で栗原川林道 に向かうのが便利。金精峠側から追貝の信号左折、ガソリンスタンド手前の道は見逃して、とね信金の先を左に曲がる,後は道標に沿って道なり。
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登山口より程なくして右岸へ渡渉あり、昨日の夕立のせいか勢いあり、靴がぬれる。ストックがあってよかった。その後何度も渡渉を繰り返すが最初のが最も広くて水流を感じる。水の流れに沿い気持ちの良い,涼しい登りが続く。
立派な道標とこれでもか、とばかりに赤布・ペンキ・ケルンあり迷うことは無い。
白い菊のような花やキンコウカらしい花もあり、楽しい沢歩き。最後がちょっと岩登り風になるのもスリリングで良い。ただ、夕立での沢登は避けるべき、帰りに夕立なった時のこと考える。
沢の最後は短い斜面登りで不動沢のコルに出る。鋸山が良く見える,この角度からでは鋸のようにはみえないが。
稜線を皇海山山頂へ向かう。登り一辺倒、倒木があるが切られたりして整備されている。やはり赤布・道標多し。百名山のためか。この季節花は少ない。木々の緑が心地よい。最後はかなり急な登りもあって思ったよりも時間かかった。
頂上の展望は雲が山に掛かり、他の山の山頂は見えず。それなりに山容を感じることができる。
下りはもときた道を戻るのだが、沢の渡渉地点は上りの時より分かりにくい。概ねペンキ・赤布は登りに見つかりやすいようにつけてあると感じる。雲が広がってくるが降りそうには無いものの、やはり天気が気になって休憩をあまり取らず急ぎ下る。下りの沢歩きにはストックがきわめて有効、持ってきて良かった。新緑を遥かに過ぎた濃い緑りと、沢のざわざわ響きに浸り、良い日。


JPG30K登山案内図

JPG30K登山口の皇海橋

JPG30K不動沢の朝

JPG27K不動沢のコルに出る。鋸山が良く見える
JPG27K稜線を皇海山山頂へ向かう。登り一辺倒,緑深し
JPG27K皇海山山頂
JPG27K皇海山山頂より尾瀬方面を望むが雲のため見えず
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Last Update:2000.8.20
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