メインページ > よい子とツクるRPG > 第6回 イベントを作ってみよう!(その1)
1.標準的なマップイベントの設定を行ってみましょう。 1.イベントエディタの概要 まずは、イベントエディタの構成です。 @ID: イベントのIDです。このIDを判定して、イベントを発生させる場合に使います。 A名前: イベントの名前を入力します。通常は人名や地名などわかりやすい名前を入力します。 Bページの編集: ページ単位で新規作成、コピー、貼り付け、削除します。 ※ページとは、1つのイベントエディタ内に作られるイベント数の単位です。 1つのイベントエディタ内に最大100ページまで作ることが出来ます。 Cイベント出現条件: このイベントが出現する条件を設定します。何もチェックがないと無条件に出現します。 ・スイッチ:該当のスイッチがオンのときに出現します。2つまで同時指定できます。 ・変数:変数の値が指定した条件に該当するときに出現します。指定方法は、変数AがN 「と同値」「以下」「以上」「より大きい」「より小さい」「以外」で指定します。 ・アイテム:該当のアイテムを所持しているときに出現します。 ・主人公:該当の主人公がメンバーにいるときに出現します。 ・タイマー:タイマー1又は2が、N分N秒以下のときに出現します。 ※条件を満たしているページが複数あるときは、一番最後にあるページが実行されます。 バトルイベントの動きと違うので注意してください。 (バトルイベントは条件を満たしたページが左から順番に実行されます) Dグラフィック: イベントのグラフィックを指定します。 チップセット以外は、向き、パターンも指定できます。 E移動タイプ: キャラクタの移動タイプを指定します。 「移動ルート指定」では、マップのある範囲内だけを移動するような一定の動作を指定できます。 Fイベント開始条件: 右側に記述したイベント実行内容が、実際に開始される条件を指定します。 Gプライオリティタイプ: このイベントと他のキャラとの表示・重なり具合を指定します。 「別のイベントと重ならない」にチェックを入れると、他のイベントとの重複を回避できます。 Hアニメーションタイプ: グラフィックの動きを指定します。 「グラフィック完全固定」:例えば、独自のオブジェクトチップを作成して、 向きを固定しておきたいときなどに使用します。 「4枚アニメ(右回転)」:例えば、煙突の煙を動かしながら表示したいときなどに使用します。 I移動速度: キャラクタの移動速度を指定します。1/8倍速から4倍速まであります。 Jイベント実行内容: 実際にイベントを記述するエリアです。 2.イベントコマンドの説明 (1)文章の作成:使用頻度大 ・ひとつのウィンドウに4行までの文章を表示できます。 ・1行に表示できる文字数は、ウィンドウに顔グラフィックを表示させる場合は全角19字まで、 表示させない場合は全角25字までです。 ウィンドウ内に引かれた2本の灰色線は、その文字数を表します。 ・文章中に制御文字を使用できます。 【よく使う制御文字】 \| :次の文字の表示を1秒遅らせます。 \^ :キー入力を待たずにメッセージウィンドウを閉じます。 \. :次の文字の表示を1/4秒遅らせます。 \$ :現在の所持金を表示します。 \C[n] :文字をn番の色で表示します(nは0〜19のシステムグラフィックの数字)。 \N[n] :n番の主人公の名前を表示します(nは数字)。 \V[n] :n番の変数に格納されている値を表示します(nは数字)。 ※\N[\V[1]]という使い方も可能です。 (2)文章オプション変更:使用頻度中 ・回想シーンやナレーションなどは表示形式を透明にします。 ・文章表示中にキャラを移動させたい時は、 「ウェイト中に他のイベントを移動させる」にチェックを入れます。 ※文章オプションを変更すると以降も維持されるため、イベント終了時に元に戻す必要があります。 (3)顔グラフィックの設定:使用頻度中 ・設定された顔グラフィックは、設定直後のメッセージウィンドウから適用されます。 ・複数キャラの会話で使うときは、変更の都度、顔グラフィックを指定する必要があります。 (4)選択時の表示:使用頻度大 ・プレイヤーに選択肢を選んで欲しい場合に使用します。 ・「キャンセルの場合」には、取り消しキーを押したときの処理方法を設定します。 (5)数値入力の処理:使用頻度小 ・プレイヤーに数値を入力して欲しい場合に使用します。 ・桁数は最大6桁です。 (6)スイッチの操作:使用頻度大 ・スイッチの切り替えを行います。 ・連番のスイッチを同時に切り替えたい場合は、一括指定で切り替えることもできます。 (7)変数の操作:使用頻度大 ・変数の設定を行います。 ・連番の変数を同時に設定したい場合は、一括指定で設定することもできます。 ・【オペランド】の説明(よく使うもの) 定数:直接の値を設定したい場合に指定します。 変数:別の変数に入っている値を設定したい場合に指定します。 乱数:ランダムな値を設定したい場合に指定します。 アイテム:所持数、装備数を調べたいときに指定します。 主人公:主人公のステータスや装備品を調べたいときに指定します。 キャラ:主人公やイベントの座標などを調べたいときに指定します。 その他:所持金やパーティー人数を調べたいときに指定します。 (8)タイマーの操作:使用頻度小 ・時間監視したいイベントを作りたい場合に使用します。2つ同時に使用できます。 ・まず最初に「値の設定」を行った後で、「作動開始」を実行します。 ・タイマーは減っていきますので、オペランドではMAXの値を指定します。 (例:30秒後にイベントを起こしたいときは、30秒を指定します) ・時限イベントのときは、タイマーを画面に表示させたり、戦闘中も有効にすることもできます。 ・メニュー画面表示中は、カウントを停止します。 (9)所持金の増減:使用頻度中 ・所持金を増減したいときに使用します。(最大は999999です) (10)アイテムの増減:使用頻度大 ・アイテムを増減したいときに使用します。(最大所持数は99個です) 注)主人公が装備しているアイテムを、このコマンドで直接減らすことはできません。 減らしたいときは、一旦「装備の変更」で装備解除してからこのコマンドで削除します。 (11)メンバーの入れ替え:使用頻度大 ・メンバーを増減したいときに使用します。(パーティーは最大4人までです) ・一時的にパーティーの人数を0人にすることも可能です。 (12)経験値の増減:使用頻度小 ・イベントクリアなどで経験値を増減したいときに使用します。 (13)レベルの増減:使用頻度中 ・イベントクリアなどでレベルを増減したいときに使用します。 (14)能力値の増減:使用頻度小 ・アイテムの使用などで主人公のステータスを増減したいときに使用します。 (15)特殊技能の増減:使用頻度大 ・アイテムの使用などで主人公の魔法を増減したいときに使用します。 ・一時的にテレポートされたくないときなどは、このコマンドで忘れさせることもできます。 (16)装備の変更:使用頻度大 ・一時的に主人公の装備を変更したいときなどに使用します。 ・装備をはずす場合は、部位ごとに指定することもできます。 ・装備するべきアイテムを持っていない場合、自動的に追加されます。 (17)HPの増減:使用頻度小 ・ある場所やアイテムなどで主人公のHPを変更したいときなどに使用します。 ・HPを減らす場合に「戦闘不能を許可する」にチェックを入れると、 HPが0になった時点で戦闘不能の状態になります。チェックが無いときはHPは1になります。 (18)MPの増減:使用頻度小 ・ある場所やアイテムなどで主人公のMPを変更したいときなどに使用します。 (19)状態の変更:使用頻度小 ・ある場所やアイテムなどで主人公の状態を変更したいときなどに使用します。 (20)全回復:使用頻度大 ・ある場所(宿屋など)やアイテムなどで主人公を全回復させたいときなどに使用します。 ・主人公のステータス異常も全て解除されます。 (21)ダメージの処理:使用頻度小 ・戦闘シーンで主人公の装備状況などで固有のダメージ量を算出したいときなどに使用します。 ・「攻撃力」は、敵キャラの攻撃力に設定する値の半分を目安として設定します。 ・「防御力有効率」には、主人公の防御力によって、受けるダメージが軽減される度合いを、 0〜100%の範囲で入力します。100%の場合、防御力の1/4が差し引かれます。 ・「精神力有効率」には、主人公の精神力によって、受けるダメージが軽減される度合いを 0〜100%の範囲で入力します。100%の場合、精神力の1/8が差し引かれます。 ・[数値分散度」には、実際のダメージを調整する値を0〜10の範囲で入力します。 数値分散度1あたり±5%の範囲で変動します。 (22)主人公の名前変更:使用頻度小 ・主人公の名前を変更したいときに使用します。 (23)主人公の肩書き変更:使用頻度小 ・主人公の肩書きを変更したいときに使用します。 (24)主人公の歩行グラフィック変更:使用頻度小 ・主人公の歩行グラフィックを変更したいときに使用します。 (25)主人公の顔グラフィック変更:使用頻度中 ・主人公の顔グラフィックを変更したいときに使用します。 (26)乗り物グラフィックの変更:使用頻度小 ・一時的に乗り物のグラフィックを変更したいときに使用します。 (27)システムBGMの変更:使用頻度中 ・戦闘や店屋などのBGMを変更したいときに使用します。 (28)システム効果音の変更:使用頻度小 ・カーソル音や戦闘開始時などの効果音を変更したいときに使用します。 (29)システムグラフィックの変更:使用頻度小 ・ウィンドウに使用する色などを決める画像を変更したいときに使用します。 (30)画面切り替え方式の変更:使用頻度中 ・一時的に場所移動や戦闘開始時の画面の表示消去方法を変更したいときなどに使用します。 (31)戦闘の処理:使用頻度大 ・ボス戦などのイベントで戦闘を行いたいときなどに使用します。 ・データベースの「戦闘画面」タブで手動配置のときは「サイドアタック」はできません。 ・戦闘背景は、画像を直接指定することもできます。 また、データベースの「地形」に登録されているものからの指定も可能です。 ・戦闘に負けたときでもゲームを続行させたいときは、「独立して分岐」を選択します。 (32)お店の処理:使用頻度大 ・道具屋などのお店の設定をするときに使用します。 ・「お店メッセージタイプ」はデータベースの「用語」タブで登録した内容が表示されます。 ・リストボックス内はCtrlキーを押しながらクリックすると複数選択ができます。 (33)宿屋の処理:使用頻度大 ・宿屋の設定をするときに使用します。 ・パーティー全員の状態をすべて解除し、HP、MPを最大値まで回復させます。 ・宿泊料金をゼロにすると、メッセージは表示されずに、即座に宿泊処理が行われます。 (34)名前入力の処理:使用頻度小 ・プレイヤーに主人公の名前を決めて欲しいときなどに使用します。 ・暗号や合言葉の入力にも使用できます。 (35)場所移動:使用頻度大 ・マップ間の移動を行いたいときに使用します。 ・左側の一覧で移動先のマップを指定して、右側のエリアで主人公の位置を決定します。 ・通常は「画面の消去」「画面の表示」とセットで使用します。 (36)現在の場所を記憶:使用頻度大 ・イベント終了後などに、主人公を元の場所に戻したいときに事前に設定しておきます。 ・通常は「記憶した場所へ移動」とセットで使用します。 (37)記憶した場所へ移動:使用頻度大 ・イベント終了後などに、主人公を元の場所に戻したいときなどに使用します。 ・通常は「現在の場所を記憶」とセットで使用します。 (38)乗り物の乗降:使用頻度大 ・船や飛行船から乗り降りするときに使用します。(個別ウィンドウはありません) ・船に乗るときは、主人公が船の隣りのマップにいて、かつ、 船の方向を向いている必要があります。(船は当然、海マップにいる必要があります) ・飛行船に乗るときは、主人公が飛行船と同じマップ上にいなければできません。 ・船から降りるときは、主人公が陸地マップに隣接して、かつ、 陸地を向いている必要があります。 ・飛行船から降りるときは、飛行船が着陸できるマップにいなければできません。 ・飛行船から降りるときは、主人公は飛行船上のマップに表示されます。 注)乗り物の乗降に失敗しても、以降のイベント処理は続行されますので注意が必要です。 (39)乗り物位置を設定:使用頻度大 ・船や飛行船の位置を事前に設定するときに使用します。 ・通常は「乗り物の乗降」とセットで使用します。 ・位置を決める場合のポイントは「(38)乗り物の乗降」の項を参考にしてください。 (40)イベントの位置を設定:使用頻度大 ・イベントの位置を設定するときに使用します。 ・指定できるイベントは、該当マップにあるイベントのみです。 (41)イベントの位置を交換:使用頻度小 ・非操作キャラを瞬時に移動したときなどに使用します。 ・指定できるイベントは、該当マップにあるイベントのみです。 (42)指定位置の地形ID取得:使用頻度小 ・地形の属性により処理を変更したいときなどに使用します。 ・指定できる地形は、該当マップにある地形のみです。 (43)指定位置のイベントID取得:使用頻度小 ・どのキャラと会話したかによって処理を変更したいときなどに使用します。 ・指定できるイベントは、該当マップにある地形のみです。 (44)画面の消去:使用頻度大 ・場所移動や戦闘開始時などの、画面の消去方法を指定します。 ・「場所移動の設定」を選択すると、「システム」タブで指定した方法が採用されます。 (45)画面の表示:使用頻度大 ・場所移動や戦闘開始時などの、画面の表示方法を指定します。 ・「場所移動の設定」を選択すると、「システム」タブで指定した方法が採用されます。 (46)画面の色調変更:使用頻度中 ・回想シーンなどで、モノクロ画面にしたいときなどに使用します。 ・変更した色調は戦闘画面にも反映されます。 (47)画面のフラッシュ:使用頻度中 ・瞬間的に画面をフラッシュさせたいときなどに使用します。 ・「フラッシュの開始」を指定すると、「フラッシュの終了」が指定されるまで 連続してフラッシュします。 (48)画面のシェイク:使用頻度中 ・地震イベントで画面をシェイク(横揺れ)させたいときなどに使用します。 ・「シェイクの開始」を指定すると、「シェイクの終了」が指定されるまで 連続してシェイクします。 (49)画面のスクロール:使用頻度中 ・1画面で収まらないイベントで画面をスクロールさせたいときなどに使用します。 ・スクロール指定があるマップでも、「固定する」ことによりスクロールを停止できます。 ・位置をずらしたときは、位置を元に戻すことができます。 ・スクロールしないマップ(注)では、このコマンドは一切機能しません。 (注)マップのスクロールタイプが該当方向にスクロールしないとき。 ・主人公の速度と合わせるときは、スクロール速度を「標準速」にします。 (50)天候エフェクトの設定:使用頻度大 ・画面の天候を変更したいときに使用します。 ・エフェクト画像は、マップ移動しても継続して表示されます。戦闘画面にも反映されます。 (51)ピクチャーの表示:使用頻度大 ・ピクチャーを表示させたいときに使用します。 ・最大50枚のピクチャーを同時に表示できます。 ・表示中のピクチャーと同じ番号で別のピクチャーを指定すると、 最後に指定したピクチャーが有効になります。 ・画面への表示は、ピクチャー番号の大きいものから優先されます。 ・「表示位置をマップのスクロールに連動させる」を有効にすると、 マップのスクロールに応じてピクチャーの中心座標が移動します。 無効の場合、ピクチャーは常に指定した中心座標に表示されます。 ・「透明度」は画像の上下で違う透明度に設定することができます。 ただし、「透明色」の設定をありにする必要があります。 ・「透明色」を「あり」にすれば透明部分を非表示にすることができます。 ・「その他の表示属性」の「・・・」をクリックするとさらに細かい設定ができます。 ・「回転描画」「波形描画」はどちらか一方のみ指定できます。 ・ピクチャーの表示優先順位は戦闘アニメよりも下になります。 ・マップを移動すると、ピクチャーもすべて消去されます。 (52)ピクチャーの移動:使用頻度大 ・表示中のピクチャーの移動、拡大縮小、属性変更をしたいときに使用します。 ・指定方法は「ピクチャーの表示」とほぼ同じです。 (53)ピクチャーの消去:使用頻度大 ・表示中のピクチャーを消去するときに使用します。 (54)戦闘アニメの表示:使用頻度大 ・マップ上で戦闘や回復などを行うときなどに使用します。 ・戦闘アニメの表示優先順位はピクチャーよりも上になります。 (55)主人公の透明状態変更:使用頻度大 ・回想シーンなどで主人公を一時的に消去したいときなどに使用します。 (56)キャラクターのフラッシュ:使用頻度中 ・状態異常から回復するときなど瞬間的にキャラクタをフラッシュさせたいときに使用します。 (57)キャラクターの動作指定:使用頻度大 ・キャラクタの動きを自動で操作したいときなどに使用します。 ・移動頻度が高いほど、コマンドの消化間隔が短くなります。 ・移動ルート上のコマンドを右クリックすると、ショートカットメニューが使用できます。 ・向きが固定されているものや、アニメーションしないイベントは、 向きやアニメーションを制御する動作コマンドは機能しません。 ・このコマンドによる移動速度・透明度・向き固定・アニメ停止・すりぬけ・グラフィック変更は、 処理後も持続しますので、処理完了後は元に戻してやる必要があります。 ・1つのキャラに対して移動ルートを複数指定した場合は、最後の設定のみ有効になります。 各設定を有効にするには、各移動ルート指定の直後に「指定動作の全実行」を指定します。 ・「ジャンプ開始」を指定したときは必ず「ジャンプ終了」をセットで指定してください。 ・このコマンドが(移動できないなどで)正常に実行できないときはフリーズ状態となります。 (58)指定動作の全実行:使用頻度大 ・「キャラクタの動作指定」の後に使用します。(個別ウィンドウはありません) ・このイベントを指定すると、「キャラクタの動作指定」が完了するまで次の処理は行われません。 (59)指定動作の全解除:使用頻度小 ・「キャラクタの動作指定」である回数実行した後に、動きを止めるときなどに使用します。 (個別ウィンドウはありません) (60)ウェイト:使用頻度大 ・イベントの間に余韻を入れる場合などに使用します。 ・「キー入力待ち」は、プレイヤーが何かキーを押すまでウェイトをかけます。 (61)BGMの演奏:使用頻度大 ・イベント中にBGMを変更したいときなどに使用します。 (62)BGMのフェードアウト:使用頻度小 ・イベント中にBGMをフェードアウトしたいときに使用します。 ・右側のボタンを押すと、再生中のBGMを再演奏します。 ・左側のボタンを押すと、再生中のBGMをフェードアウトします。(確認用) ・なお、BGMをフェードアウトさせても再生は停止しません。 (63)現在のBGMを記憶:使用頻度大 ・現在流れているBGMを一旦退避しておきたいときなどに使用します。 (個別ウィンドウはありません) (64)記憶したBGMを演奏:使用頻度大 ・退避しておいた以前のBGMを再演奏するときに使用します。(個別ウィンドウはありません) (65)効果音の演奏:使用頻度大 ・アイテムを発見したときなど一時的に音を鳴らしたいときに使用します。 (66)ムービーの再生:使用頻度中 ・イベントでムービーを再生したいときに使用します。 (67)キー入力の処理:使用頻度中 ・プレイヤーがどのキーを入力したかを判定するときなどに使用します。 ・チェックマークがない操作キーは、入力を受けつけなくなります。 ・「キーが押されるまで待つ」を有効にすると、キーが押されるまで次の処理に移りません。 通常は有効にします。 ・「キー入力の長さを受け取る変数」では、キー入力の時間を0.1秒単位で変数に代入します。 (68)チップセットの変更:使用頻度小 ・該当マップのチップセットを一時的に変更するときに使用します。 ・チップセットの画像と、マップに配置されたマップチップの対応関係は維持されます。 ・別のマップに移動すると、マップのチップセットは元の設定に戻ります。 (69)遠景の変更:使用頻度小 ・該当マップの遠景を一時的に変更するときに使用します。 ・自動スクロールをオフにすると、遠景は主人公の移動速度の半分の速さでスクロールします。 ・マップの設定で「遠景を使用する」が無効の場合でも、遠景が表示できるようになります。 ・別のマップに移動すると、マップの遠景は元の設定に戻ります。 (70)敵出現歩数の変更:使用頻度小 ・該当マップの敵出現歩数を一時的に変更するときに使用します。 ・エンカウントをさせたくないときは、歩数をゼロにします。 ・別のマップに移動すると、マップの敵出現歩数は元の設定に戻ります。 (71)チップの置換:使用頻度小 ・該当マップの一部のチップを一時的に変更するときに使用します。 ・チップの置き換えは、マップ上で使われているすべてのマップチップに対して行われます。 ・別のマップに移動すると、マップのチップは元の設定に戻ります。 (72)テレポート位置の増減:使用頻度大 ・特殊技能テレポートで移動できる町などを設定・解除するときに使用します。 ・ひとつのマップ、またはエリアに、テレポート位置をひとつだけ設定できます。 ・同じマップ、エリアにテレポート位置を追加した場合、以前のテレポート位置は削除されます。 ・一つのマップに複数のテレポート位置を設定したいときは、 マップに個別のエリアを作成してテレポート位置を指定するようにします。 ・どの位置にテレポートしたか判定したいときなどは、スイッチを有効にして使用します。 ・削除するときは、マップ・エリアの指定のみで、テレポート位置の指定は必要ありません。 (73)テレポート禁止の変更:使用頻度小 ・一時的にテレポートさせたくないときなどに使用します。 ・別のマップに移動すると、テレポートの変更は元の設定に戻ります。 (74)エスケープ位置の設定:使用頻度大 ・洞窟などのダンジョンから脱出させたいときなどに使用します。 ・エスケープ位置が指定できるのは、マップ全体で一箇所のみです。 ・新しいエスケープが設定されたときは、以前のエスケープ位置は削除されます。 従って、洞窟などに入る際は、その都度エスケープを設定する必要があります。 ・どの位置にエスケープしたか判定したいときなどは、スイッチを有効にして使用します。 (75)エスケープ禁止の変更:使用頻度小 ・一時的にエスケープさせたくないときなどに使用します。 ・別のマップに移動すると、エスケープの変更は元の設定に戻ります。 (76)セーブ画面の呼び出し:使用頻度大 ・ボス戦の前やアイテムにより、セーブが必要なときに使用します。 (個別ウィンドウはありません) (77)セーブ禁止の変更:使用頻度中 ・一時的にセーブさせたくないときなどに使用します。 ・別のマップに移動すると、セーブ禁止の変更は元の設定に戻ります。 (78)メニュー画面の呼び出し:使用頻度小 ・アイテムの使用などを促す場合などに使用します。(個別ウィンドウはありません) (79)メニュー画面禁止の変更:使用頻度中 ・アイテムを使用させたくないときなどに使用します。 ・メニュー禁止状態にすると、禁止を解除するまでメニューが使用できなくなります。 (80)条件分岐:使用頻度大 【タブ1】 【タブ2】 ・イベントの条件判定を行いたいときに使用します。 ・判定の種類 @スイッチのON、OFFによる判定 A変数の値の比較による判定 Bタイマー1の残り時間による判定 Cタイマー2の残り時間による判定 D所持金の額による判定 Eアイテムを持っているかいないかによる判定 F特定の主人公Aの状態による判定 a.主人公Aがパーティーにいるかいないかによる判定 b.主人公Aの名前がxxxxxx(ある固有の名前)と同じか否かによる判定 c.主人公Aのレベルが一定レベル以上か未満かによる判定 d.主人公AのHPが一定数以上か未満かによる判定 e.主人公Aが特殊技能を使用できるかできないかによる判定 f.主人公Aがアイテムを装備してるかしてないかによる判定 g.主人公Aの属性状態が戦闘不能などの特定の状態になっているか否かによる判定 G主人公の向きによる判定 H乗り物(船、飛行船)に乗っているか否かによる判定 I決定キーでイベントが開始されたか否かによる判定 J演奏中のBGMが一周したか否かによる判定 (81)ラベルの設定:使用頻度大 ・条件分岐により、「指定ラベルへ飛ぶ」で指定したジャンプ先を設定します。 ・同じ番号のラベルを複数設定した場合、リストの一番上方で設定したものが有効になります。 (82)指定ラベルへ飛ぶ:使用頻度大 ・条件分岐により、以下の処理をスキップしたいときに使用します。 ・ラベルは同イベントの同ページにあるものが対象となります。 (83)繰り返し処理:使用頻度小 ・同じ処理を繰り返し行いたいときに使用します。(個別ウィンドウはありません) ・繰り返し処理を抜ける命令を記述しなければ永久ループになります。 注)コンピュータの負荷が高くなるため、普段はあまり使用しません。 (かわりにラベルを使って処理を記述します) (84)繰り返し処理の中断:使用頻度小 ・繰り返し処理を抜けるときに使用します。(個別ウィンドウはありません) (85)イベント処理の中断:使用頻度小 ・イベントを一時中断するときに使用します。(個別ウィンドウはありません) (86)イベントの一時消去:使用頻度小 ・フィールド上のザコキャラを倒した後に一時消去したいときなどに使用します。 (個別ウィンドウはありません) ・該当マップを一旦はずれて、また戻ってくるとイベントはまた復活します。 (87)イベントの呼び出し:使用頻度大 ・他のコモンイベントやマップイベントを使いたいときに使用します。 ・マップイベントは主人公が存在する該当マップのイベントのみ指定できます。 (88)注釈:使用頻度中 ・イベント処理を記述中にコメントを入れたいときに使用します。 (89)ゲームオーバー:使用頻度中 ・時限イベントがクリアできなかったときなどに使用します。(個別ウィンドウはありません) (90)タイトル画面に戻す:使用頻度中 ・通常は「ゲームオーバー」とセットで使用します。(個別ウィンドウはありません) (91)職業の変更:使用頻度中 ・主人公を別の職業に転職させたいときに使用します。 ・「レベルに応じて習得」にすると、職業変更前に習得していた特殊技能はなくなります。 (92)戦闘コマンドの変更:使用頻度小 ・主人公の戦闘コマンドを変更したいときに使用します。 ・戦闘コマンドの数は6個までとなります。それ以上加えても無視されます。 |