環境管理株式会社
福岡・佐賀での処理は当社に相談して頂ければ確実にコストダウンを実現いたします。
産業廃棄物のことなら福岡・佐賀の環境管理株式会社におまかせ下さい。
産業廃棄物に指定されている品目には多くの種類が存在します。さらにそれぞれの産業廃棄物は「あらゆる事業活動に伴うもの」と
「特定の事業活動に伴うもの」「特別管理産業廃棄物」「特定有害産業廃棄物」などに区分されているため、
各事業者様でもどう処理するべきであるか困惑するものもあります。
また、平成9年以降は福岡県でもスカイパトロールなどを実施して産業廃棄物の不法投棄対策に力を入れています。
近年の不法投棄に対する厳罰化の傾向もありますので 産業廃棄物でお困りになったらわたしたち環境管理株式会社にご相談ください。
・産業廃棄物処理 (福岡・佐賀地域)
・法令を遵守した産業廃棄物の処理を提案いたします。
・処理フローの見直しによるコスト削減・適正コストを算出します。
是非わたしたちにご提案させてください。
産業廃棄物の種類
産業廃棄物にはわたしたちの身近な食品である「おから」なども含まれます。また
農業等で使用されているハウス用プラスチックフィルム等も 同様です。
産業廃棄物以外の廃棄物は一般廃棄物(詳細はこちら)として扱われます。また
平成20年4月1日から事業系一般廃棄物とされてきた 廃木製パレット及び木製リース物品が
産業廃棄物となる廃棄物処理法施行令の改正が施工されました。
あらゆる事業活動に伴うもの
汚泥 |
灰かす、石炭ガラ、コークス灰などの焼却残灰 |
廃油 |
ケミカルスラッジ(製紙スラッジ、めっき汚泥)、浄水場沈殿汚泥など工場排水処理や製造工程などから排出される泥状のもの |
廃油 |
潤滑油系廃油、切削油系廃油、洗浄油廃油、絶縁油系廃油などの不要になったもの |
廃酸 |
廃硫酸、廃塩酸などの酸性の廃液 |
廃アルカリ |
石炭廃液、アンモニア廃液、写真現像廃液、か性ソーダ廃液などのアルカリ性の廃液 |
廃プラスチック類 |
廃発泡スチロール、廃合成繊維、廃写真フィルム、廃ポリ容器などの不要になったプラスチック類
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ゴムくず |
天然ゴムの切断・裁断くず |
金属くず |
古鉄、スクラップ、ブリキ・トタンくず、鉛管くずなどの鉄、銅、非鉄金属の切断くず
ガラス・コンクリート
陶磁器くず
板ガラスくず、破損ガラス、廃あきびん類、陶器くず、耐火煉瓦くず、コンクリート二次製品、石膏ボードなど
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鉱さい |
高炉等からの残さ、不良鉱石など |
がれき類 |
工作物の新築、改築や除去に伴って生じたコンクリート破片・レンガ破片 |
ばいじん |
気集じん機捕集ダスト、バグフィルター捕集ダスト、工場の排ガス処理等で得られるばいじん |
特定の事業活動に伴うもの
紙くず |
パルプ、紙又は紙加工品の製造業・新聞業・出版業・印刷物加工業等から生ずる紙くず、建設業から生ずる紙くず(工作物の新築、改築または除去に伴って生ずるものに限る) |
木くず |
建設業から生ずる木くず(工作物の新築、改築または除去に伴って生ずるものに限る)、木材・木製品製造業等から生ずる木くず |
繊維くず |
繊維工業(衣類等の繊維製品製造業を除く)から生ずる繊維くず、建設業から生ずる繊維くず(工作物の新築、改築又は除去に伴って生ずるものに限る) |
動植物性残さ |
食料品製造業・医薬品製造業・香料製造業において原料として使用した動物又は植物に係る固形状の不要物 |
動物系固形不要物 |
解体した獣畜及び食鳥処理場において処理した食鳥に係る固形状の不要物 |
動物のふん尿 |
畜産農業から排出されるふん尿 |
動物の死体 |
畜産農業から排出される死体 |
上記以外(13号廃棄物)
上記の19種類の産業廃棄物を処分するために処理したコンクリート固形化物など
特別管理産業廃棄物
廃油 |
揮発油類、灯油類、軽油類(引火点70℃未満の燃えやすい廃油)など |
廃酸 |
pH2.0以下の著しい腐食性を有する酸性廃液 |
廃アルカリ |
pH12.5以上の著しい腐食性を有するアルカリ性廃液 |
感染性産業廃棄物 |
病院、診療所、衛生検査所、老人保健施設等の事業から排出される血液、使用済注射針、採血管等の感染の恐れのあるもの |
特定有害産業廃棄物
廃PCB等・PCB汚染物 |
PCB(ポリ塩化ビフェニル)を含む廃油、塗布された紙くず、染み込んだ汚泥、紙くず、木くず、繊維くず、付着もしくは封入された廃ブラスチック類、金属くず、陶磁器くず、がれき類 |
廃石綿等 |
建築物から除去した飛散性の吹き付け石綿(アスベスト)、石綿含有保温材や除去工事から排出されるプラスチックシート等で石綿が付着しているおそれのあるもの |
有害産業廃棄物等 |
水銀、カドミウム、鉛、有機リン化合物、六価クロム、砒素、シアン、PCB、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、 ジクロロメタン等又はその化合物やダイオキシン類を基準値を超えて含んでいる汚泥、鉱さい、廃油、廃酸、廃アルカリ、燃え殻、ばいじん等のこと |
産業廃棄物に関するコラム(福岡・佐賀の環境管理株式会社の気になったことを...)
2015.7.31
最近 台風による大雨等での災害が多くこの場合に発生したゴミって産業廃棄物なのか一般廃棄物なのかという事を聞かれることがあったので少し調べてみました。 結果としてこれらのゴミは産業廃棄物とかいうものではなく災害廃棄物として大気汚染防止や健康被害防止の観点で定められているようです。 廃石綿が混入した災害廃棄物や災害時における石綿飛散防止に係る取扱いマニュアルも制定されておりそもそも扱いが違うみたいですね。 但し 最終的に処理するのはやっぱり各市町村の産業廃棄物協会等の登録業者のようでそれぞれで協定などを結ばれているみたいです。
2014.11.1
大手コンビニのファミリーマートの一部店舗で生ゴミ回収リサイクルシステムを導入することが決まりました。このシステムは店舗で発生する 食品廃棄物をリサイクルする仕組みで、最終的には堆肥化する事でリサイクルするみたいです。コンビニ等で発生する食品廃棄物(産業廃棄物)は 中々再利用が難しい中で画期的な取り組みの一つだと思います。
2014.9.29
前回の気になる記事でもおからを再利用したソフトクリームを取り上げましたが、今回も食品関連の産業廃棄物の再利用で 佐賀県にある 食品会社”佐嘉の絲(さがのいと)”さんではアスパラガスを再利用した麺を製造されています。佐賀県はアスパラガスの収穫量では全国でも トップ3に入るほどの生産量ですが、”JAさが”でアスパラガスを出荷する際に長さを揃える為に2cm程の茎が大量に廃棄物として処理されて いました。これをなんとか再利用できないかという事で”アスパラ平麺”なるものが開発されたという話でした。
2014.7.23
豆腐を製造する過程で発生するおからが産業廃棄物にあたる事は意外と知られていないかもしれませんが、 このおからを使って手羽端(手羽先の先端)の味・食感を再現する技術を日本海藻食品研究所(金沢市)が 開発したそうです。この会社では他にもおからを使用したソフトクリーム等を開発・販売してきたらしいので 興味のある方は調べてみてはどうでしょう。
2014.6.26
排出業者が交付する産業廃棄物の管理票である「マニフェスト」が制度化されて20年近くが経過し、一般的にも認知されて いますが、近年では電子化が急速に進み 平成25年度に35%を突破し右肩上がりの状況です。
電子化する事で管理しやすい等のメリットはあるのですが、導入費用や毎月現場が変わる場合は そのたびに排出場所の登録が必要になるなど手間がかかる部分もあるので、どこまで普及するかは処分委託先の対応状況等にも よるのではないかと思いますが携帯電話からも登録可能になるなど利便性は否定出来ないところです。
2014.3.29
小説等の類はほとんど読まないのですが、最近「産廃コネクション―産廃Gメンが告発!不法投棄ビジネスの真相 」なる本を読みました。 この本は著者が実際に「産廃銀座」と言われていた千葉県銚子市で組織した産廃Gメンの話で、もう出版されて10年以上経つし、法整備も 進んできているので 現在とは異なる実状もありますが、この業界に関わる人間としては面白かったです。